作ったハンデを払拭する為に

にぎにぎ

2011年02月19日 17:54

生まれつきのそして作ったハンデを払拭する為に、
自分の存在を認めてもらう為に、
僕は詩やエッセイを書く。


ハンデ(の意識)が無ければ、
もっと優れた作品が書けるかな。

僕は詩を再び始めるまで、大きな嘘までついてきた。
僕は「えー格好」したかった。
人に注目されたかった。


「見栄張るための嘘吐き人生」の果てに、今の僕がいる。

今の僕は自身が無くて「しどろもどろ」だ。

僕は最低な人間だ。
最低な人間だからか、驕り高ぶりはない。
(目線はいつも困った迷った子羊に向けられる)


僕は自分の存在を忘れるために本を読む。

文藝春秋で芥川賞受賞作品を読んだ。
「苦役列車」は最後まで読めた。
(でも読みにくい。
 肉体労働作品は、中上健二氏の岬などの方が好きだ)

「きことわ」は途中でやめた。
(文章が長すぎて、僕は苦痛だった。
 主人公の名前は、僕の本名に似ているのに)

笹井宏之歌集「てんとろり」も読んだ。
冬ばってん「浜辺の唄」」ば吹くけんね ばあちゃんいつもうたひょったろ

こういう優しさは、僕にもある。

笹井宏之氏の歌集3冊、すべて読んだ。
どきっとした。



(「僕も夭折したかった」と書いたら不謹慎だね)

(今日は大分市佐賀関で関アジ関サバ祭りをやっていた。
 今年は体がだるくて、行かなかった。
 家でゴロゴロしていた)

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