大分の「詩にプチ興味」さん達、集まれ。
江戸時代まで、短文学は「俳句」と「短歌」が、主流だった。
明治になってから日本の詩は、詩という形を作った。
詩よりは起源が古いが、
もっと後に認められた川柳が、
今はみんなが好むものになっている。
「詩は難しい」
「詩を理解することは間違っている」等、
2ちゃんねるには、そういう書き込みもある。
でも今
「金子みすゞ」さんの詩が、
テレビで流れるように、
もっと、詩は身近であっていいはず。
「
石垣りん」さんの詩や「
山之口獏」さんの詩や
「
谷川俊太郎」さんの詩や「
柴田トヨ」さんの詩のように。
という思いがあって、
昨夜、隔月の土曜の夜6時から
大分市コンパールホールで行っている
「
一期の会」(大分で詩のことを語れる唯一の会)に、
参加した。
その前から「一期の会」の代表とも、
大分に「新しい詩の会」について、メールをしていた。
6/4(土)の「一期の会」の時に、
具体的なことを決めようと思っている。
詩人の伊藤比呂美さんが隊長の「熊本文学隊」や、
佐賀県で老若男女が集まって詩について語る「畷(なわて)」等が、
僕なりの目標だ。
興味がある人は、
ひとつでも好きな詩がある人は、
「一期の会」を覗いて頂きたいな。
質問等は、左の
僕のメールアドレスにどしどしメールしてほしい。
尚、会費は500円。
「一期の会に参加」と「新しい詩の会に参加」は、
切り離して考えていいと思う。
昨夜の「一期の会」の後、居酒屋で、
ある若い女性が言ったことを引用すると。
「ノルウェイの森」(村上春樹氏著)の中で
主人公が恋人に久し振りに逢う時、
雨が降っていた。
主人公は傘をさして、彼女を抱き締めた。
「彼女は傘なんかいらない」と言った。
これからの詩は、
そういう「
熱い純粋性」が大切だと思う。
写真は、最近、心に引っかかった本。
「泉谷しげるベスト曲集」「チョコレート革命(俵万智詩著)
「すみれの花の砂糖づけ」(江國香織詩集)
「すみれの花の砂糖づけ」は、こころに入った声が多く、
ピンクの付箋をたくさんつけた。
他に
「夜露死苦現代詩」(都築響一詩著・筑摩文庫)も、
普段の人々の思いが詩になったことを取上げていて、
とてもいい本だ。
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