人権メッセージ&ポエムコミュニケーションコンテスト
人権メッセージ
昨年の10月から12月末にかけて募集した「
NPO法人 自立支援センターおおいた」主催の「人権メッセージ」の審査員をさせて頂いた。後援;大分県障がい者体育協会、大分県人権同和対策課の委託事業。応募のメッセージはどれも心の音がずしりと響いて、すべてのメッセージに最優秀賞を贈りたいと思った。長時間に渡る審査により、やっと10数作品を厳選して「最優秀・優秀・特別賞」を贈らせて頂いた。最優秀賞に輝いた作品は、タイトル「
気持ちを伝えあう事の大切さ」。中学3年生の作品である。このメッセージは『
ある日階段を大変そうに昇っている人を見かけたことはありますか。そんなときどうするか、私は、「お手伝いしましょうか」とたずねます。あまり人と話せない私は時間がかかります。・・・』とゆっくり語りかける。足が不自由な方に一生懸命に話しかけて、いたわりの気持ちを表す。
人の「まごころ」は、障がいを無くす。そう感じさせたメッセージだった。
ポエムコミュニケーションコンテスト
2月27日(日)、佐賀県鳥栖市での「ポエムコミュニケーションコンテスト」(自作詩の朗読大会、主催;なわての会)に参加した。朗読者は17名、佐賀県始め福岡県・大分県からも朗読者が集まった。その日はテレビで
「紳助・徳光の1枚の写真、余命・・甲子園を夢見た少女の物語」が放映された。放映されることを知ってから、私は朗読する詩を「あっこ」に変えた。勝手ながら作って、私の詩集の中で呼吸をしている詩。私は普段は大分県で休日は九州内から東京へと、詩の朗読をしたり勉強に行ったり。「ポエムコミュニケーションコンテスト」は、久しぶりに「
詩っていいな」って思える楽しい大会だった。17人の朗読を聞いてから、審査する形式だった。一般観客も感想を言うことが出来た。以前出場した大会はトーナメント形式で、自分以外の人の詩を、じっくり聴く余裕が無かった。このコンテストの優勝者は、純朴な青年だった。
とつとつとした穏やかな言葉に、思いの重さをひしひしと感じた。飾らないこころを聴けた♪素晴らしい大会だった。
震災の前に、ある新聞に投稿した原稿です。
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