日本人は何をめざしてきたのか2014年度「知の巨人たち」三島由紀夫

にぎにぎ

2015年02月01日 12:30

NHK Eテレ

戦後の日本を代表する文学者としてノーベル賞候補にもなった三島由紀夫。
2015年に生誕90年・没後45年を迎える。
三島は、太平洋戦争と戦後復興を経験し、大学紛争に揺れる激動の時代を生きながら、
話題作・問題作を次々に発表した。
そして昭和45年、自衛隊の市ヶ谷駐屯地で割腹し命を絶つ。
三島は昭和という時代に何を見たのか。
親しく交流したドナルド・キーンさんや美輪明宏さん、三島が結成した“楯の会”会員や、
三島と激論をかわした東大全共闘メンバーなど、様々な証言からその思索に迫る。
さらに、近年、研究が進む創作ノートからは、
遺作『豊饒の海』の幻のラストシーンの構想が明らかになった。
三島は、遺作の結末をどのように書き変えたのか。
文学者・三島由紀夫が残したメッセージを戦後史の中で考える。

を観た。

三島由紀夫氏も、大好きな作家のひとりです。
割腹し命を絶たなければ、
確実にノーベル文学賞を受賞していたと思います。

文体が精巧で、内面描写の奥が深い。
(然しながら零からではなく、純文学にしては取材小説的な傾向があり、
名作「金閣寺」は醜と美への対比をこじつけているきらいはある)

三島さんの様に僕は決して右翼思考ではないが、
伝統を守るという根本の考え方には共感する。
(三島由紀夫さんの様にボディビルをしようと思ったことはあるが、
思っただけ。今はジーンズの似合う?細身の自然さに自己満足)




(横尾忠則さんも凄い?著名人に才能を認められたイラストレーターだからか?
三島さん健さん等、超一流の人との親しい交友は、羨ましい。
ぼくの詩集『おにぎり は すりすり』が横尾さんの家に届いた日、
丁度、オノ・ヨーコさんが来ていた)

昨夜の「知の巨人」は手塚治虫氏。
観た後、
名作「火の鳥」をまともに読んでいなかったことを思い出し、
思わずアマゾンで全シリーズを購入した。
(ワンクリック!お金が1苦しく?)

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