緊張と希望(冬から春へ)
緊張と希望(冬から春へ)
木村永遠(政所)
正月の
浮かれ気分を一掃する入試の季節
縮こまるのは体だけで
頭と心は伸び伸びしていた方が良い
過去の嫌なことは
力一杯豆を投げて追い払ったはず
入試の季節が終わると
初々しい緊張と希望の顔が揃う
同時期に旅立つ緊張は
三年間の辛苦を吹き飛ばす位の
満面の笑みを見せる
学校という駅から新しい電車に乗って
新たな希望という駅に向かう
(「おおいた・ことばあそび界」代表
第 回大分合同新聞読者文芸「詩」
年間賞受賞者・大分市生涯学習指導者
*詩のつくり方を教えます。
連絡先09029607526木村)
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