詩『おにぎり は すりすり』詩『ロックよ ありがとう』
『おにぎり は すりすり』
猫本?
実は、
詩集です。
200冊作って、家に保管分除いて、
すべて売れました。
おにぎり は すりすり
木村 永遠
猫のおにぎり は
朝から
「外 出して!」と
僕の足に すりすり する
ズボンに 猫毛が つくよ
僕が 無視すると
壁を 引っ掻く
『げんこつ じゃ』
最近 妻は
僕より 早く
アルバイト
だから?
おにぎり は
朝から
「外 出して!」と
僕の足に すりすり
気をそらせようと
僕は
おにぎり に
大好物の お魚の缶づめを あげる
缶詰の半分を
お皿に入れると
おにぎり は
ムシャムーシャ ペロペーロ
一気に たいらげる
休日は もっと
ひどい!?
早朝から
僕の 枕元で
おにぎり が
「にゃあ にゃあ にゃあ にゃあ
ニャアー!!」
『えー加減に せーよ!!』
眠たい 目をこすって
僕は 起きる
一階に 下りる時も
おにぎり は ストーカー!?
僕の足に
すりすり
居間の サッシュの前で
「にゃあ!ニャアー!
(外出して!外ダシテー!!)」
『早く 帰って来るんだよ』
僕が 言ってるのを
聞いているの?
サッシュを 開けると
おにぎり は
庭に 猛ダッシュ!
おにぎり が 庭に出ると
サッシュの向こうで
待ち構えていた
二匹の猫が
おにぎり の 餌を 狙って!
家の中へ 猛ダッシュ!
一時間 して 帰ってきた
おにぎり
口には 揚羽蝶を くわえている
狩猟本能だろうか?
鼠 まで
くわえてきた ことも あった
『気持ち悪いよ!』
一日に 二回は 庭に 猛ダッシュの
おにぎり
夜は 疲れきったのか?
九時には ソファーで
『寝ちょーん!』
おねんね している姿は
時には アンモナイト
『丸ーい!』
時には イナバウアー
『長―い!』
猫嫌いだった僕が
妻からの強制?で
おにぎり を
家で飼うことに なって
もう 三年半が過ぎた
今では
きかん坊の
おにぎり が
とっても 愛しい!
おにぎり の ほっぺ に チュウ♪
↑これも、
詩です。(昔、よく朗読していました)
↓次も、
詩です。(フォトポエム様に、短くしました)
ロックよ ありがとう
木村 永遠
半ズボンの頃
飛行機から降りて来た
ビートルズのおかっぱ頭
俺のロックの原点だ
ロックするとカッコいい
ロックすると女にもてる
詰襟の頃
耳元でシャウトしていた
ローリングストーンズ
俺のロックへの憧れだ
ロックする奴はロクでもない
ロックするお前は勘当だ
世間への欲も無くなった今
昼間は墓場までの道筋を考えて
夜はエレキを
初恋の女の様に抱き締める
ロックは魂の汗
ロックは生きてる証
俺は吠えるぜ
転がり続けてここまで来たって
のた打ちまくって
ここまで来たって
ロックがあったから生きて来た
ロックよ ありがとう
(フォトポエムに採用されるかどうか?
尚、ギターは弾けません!)
(そして尚、曲付けたい人が居れば??どうぞ)
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