炎 炎 炎 ・・・
あの朝。。 僕らは、身も心も揺れた。
大地が、僕らをなぎ倒した。
大地の我が儘な躍動が、僕らのほんのちょっぴりの自信さえ、
崩れさせた。
何故
僕らの神戸が、倒される。
僕らの神戸が、炎に包まれる。
嫌、僕らの神戸を、炎が呑み込む。
嫌嫌、神戸の命を、炎が呑み尽した。
何故 何故え
あの日から
僕らは炎が嫌いになったはず。
なのに
続く続く 今も 続く ・・・
炎が勢いを増す ・・・
別府の煙は、
温泉だけで、たくさんだ。
なのに
僕らの別府を、炎が呑み込む。
僕自身の近くなのに ・・・
別府の たった一つしかない命たち ・・・
炎 炎 炎 ・・・
もう僕らの命を 、 呑み干さないで
ください。。。
関連記事