誕生日を迎えて、真実でありたい。
生まれた時は、
「むつごろうの海」の匂いに包まれていた。
寝台列車で東京に行って、東京で育った。
悩みに、歯を食いしばれなかった
石神井公園で、ぼんやりしてた
10代の頃。
京都では、加茂川を見つめながら
人生に投げやりになったり、
途方もない夢を抱いたり。
女好きに、なったり。
大分でも。
小倉でも。
いまも
これからも
途方もない夢を。
「詩を、みんなに届けたい」
女好きだから出来るのかな
恋の詩。
今日は
7月30日。
ぼくが、
「むつごろうの海」に抱かれた日。
いままでも
これからも
僕は澄み切った海を抱き締めて、佇むのだろう。
黙っていてもやって来る誕生日・・・
誕生日があるから。
誕生日を迎えて、真実でありたい。
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