好きだよ の 思いを込めて
あしたは、早朝から車を走らせて佐賀に行って、
母の姉のお見舞いと、墓参りを二つします。
お昼からは、
詩のボクシングの佐賀大会のチャンピオンに輝いた☆
三好直樹さんの個展「人間」と、
詩トーク会(朗読)に参加するために、
トネリコカフェ(佐賀市白山)に行きます。
詩の朗読は、
「スクランブル交差点(夏の日差し)」(2010.8.2)と、
「誕生日」を、させて頂きます。
スクランブル交差点(夏の日差し)
ちっぽけと思いたかったけど
とてつもない思いを抱えていた君が
スクランブル交差点の斜め向こうから
前の人と横の人の間を縫って
走って来る
髪をそよ風の爽やかさにした君が
デパートのすぐ前の横断歩道から
人々が いろいろな思いを寄せている間から
僕に向かって
まっしぐらに飛び込んで来る
ちっちゃくて か細過ぎる姿を
思い出せない位
満面の笑顔が心地よい
君は
悲しみや寂しさという名の感情さえも
ほとばしる汗 さえも
微笑みに かえて
僕の胸の中に 飛び込んで来る
好きだよ
僕も君も みんなの視線など気にしない
しかめっ面だった僕の
細い首に飛びついた君を
好きだよ の 思いを込めて
しっかりと 抱き締めている
(「誕生日」のフォトポエム・ポストカードを、10枚、持って行きます?)
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