野菊の優しさ
小説「野菊の墓」で政夫は
恋人・民子の事を
厭味とか憎気とかいう所は
爪の垢ほどもなかった
どう見ても野菊の風だった と
追憶している
連れて逃げることが
出来なかった
矢切の渡し
連れて逃げることを思いつくことも
出来なかった
矢切の渡し
純愛が悲恋になることがあった
「野菊の墓」の頃
悲恋になることは堪らないが
映えるものが
素晴らしいと思われがちなこの頃
道端で多数生きている
野菊の様な可憐な優しさに
ふっと瞳が眩くなる
第10回「フォトポエム展」
(フォトポエムで、こころはフォットする)
【開催時期】2014年3月1日~3月31日の1ヶ月間
【開催場所】大分市トキハわさだタウン「お茶の若竹園」
観覧、無料です。
【詩のテーマ】野の花、雑草、野草、自然の草花から感じたこと。
御観覧、よろしくお願い致します。。
主宰者ブログ「
ふわふわ舎」
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