野菊の優しさ

にぎにぎ

2014年01月23日 22:30

小説「野菊の墓」で政夫は
恋人・民子の事を
厭味とか憎気とかいう所は
爪の垢ほどもなかった
どう見ても野菊の風だった と
追憶している

連れて逃げることが
出来なかった
矢切の渡し

連れて逃げることを思いつくことも
出来なかった
矢切の渡し

純愛が悲恋になることがあった
「野菊の墓」の頃
悲恋になることは堪らないが

映えるものが
素晴らしいと思われがちなこの頃

道端で多数生きている
野菊の様な可憐な優しさに
ふっと瞳が眩くなる





第10回「フォトポエム展」
(フォトポエムで、こころはフォットする)

【開催時期】2014年3月1日~3月31日の1ヶ月間

【開催場所】大分市トキハわさだタウン「お茶の若竹園」

観覧、無料です。

【詩のテーマ】野の花、雑草、野草、自然の草花から感じたこと。

御観覧、よろしくお願い致します。。


主宰者ブログ「ふわふわ舎

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