2011年02月27日

心 あっこ「ありがとう」

今日は佐賀県鳥栖市「サンメッセ鳥栖」での
「ポエムコミュニケーションコンテスト」(主催:なわての会)に参加した。

久し振りに「詩っていいな」って思えた、
とても感動した「自作詩の朗読大会」だった。


詳細は、
「ある新聞の声に響かせよう」と思っている。

僕が朗読した詩は、
僕の代表詩のような「あっこ」。

朗読しようと思っていた詩はいくつかあったが、
その中から「あっこ」を選んだ。

今日の午後2時からKBCやOABテレビで、
紳助・徳光の1枚の写真
「余命・・・甲子園を夢見た女子マネ」
の放映があることを、
数日前に知ったから。

 あっこ(朗読用

ボールを追いかけるのは
選手だけでは ないよ
スコアーブックを 付けて
ユニフォームを 洗って
チームを見詰め続けた 君が
十八歳になる ほんのわずか前に
いなくなって しまった

二年生になった君は
体が そして顔もが 小さくなった
だけど チームを見詰める瞳は 
大丈夫だった時より まんまるだった
君が 十六歳の夏
ボールを追いかける みんなは
甲子園に 行った
君は 病院で みんなの活躍を祈った
みんなも あっこ に 
がんばることを 約束した

三年生になった君は
十七歳の夏に 病院での治療を止めた
思いの丈(命→読まない)を
精一杯の声を みんなに響かせよう!
マスクを外して・・・だけどチームは負けた
キャプテンは
「あっこ に すまない」と涙した

高校生活最後の二学期
職員室の片隅で 顔一杯のマスクをした
あっこ の か細い背中が
静かに本を読んでいた
忘れられない(もう帰って来ない) 
日々の感情に左右されて
自分の利益ばかりを追っている 僕らは
あっこ の まんまるな瞳に
いつも 見詰められていたのに
何で 気づかなかったんだろう?

僕らは命の尊さを たまらなく噛み締めて
桜がやっと蕾になった頃 卒業する




」の文字は、
大崎耀子さんが病床で一生懸命に書いた
まごころ」。

このTシャツを着て、
僕たちは2007年夏、甲子園に行って精一杯応援した。

あっこ「ありがとう」  


Posted by にぎにぎ at 23:00Comments(0)

2011年02月27日

いっせいのせい!~僕らは今を生きる~

昨日の大分県別府市「太陽の家コミュニティセンター」での
ユニバーサル劇団「まぜくる☆別府」
(NPO法人自立支援センターおおいた)
の初公演は、
とても感動した。

いっせいのせい!~僕らは今を生きる~
演出 清水典子さん 作 平野雄作さん 脚色 日下渚さん


妻と共にあったかい余韻に、ひたらせていただいた。

役者の一生懸命さが、心に響いた。
(平野雄作さん、とっても元気な演技で、とっても良かったよ)


劇団代表の若杉竜也さんが
大分合同新聞の取材を受けた際、このように話されていた。

「障害者、健常者が一緒に舞台をつくっていく中で、
 お互いに考え過ぎず“普通”に接していいんだと実感した。
 見る人に伝え、障壁をなくしたい」


(勝手に載せてすみません)

NPO法人自立支援センターおおいたの取り組みは、前向きで、
チャレンジ精神旺盛だ。

昼間の仕事が忙しいのに、
「共生社会」の実現のためにいろんなことを企画して、
実現させるとは、とても頭が下がる。

このセンターの取り組みが、
「人をおもいやる優しい世界」の実現になればと、
微力ながら、私も応援・協力したい。
  


Posted by にぎにぎ at 22:07Comments(0)日記