2011年04月29日

八日目の蝉

「八日目の蝉」を見た。

久し振りに、映画館で泣いた。

永作博美さんは、迫真の演技だった。

井上真央さんの乾いた抑えた演技と鋭い目は、
怖いくらいだった。
思いだした4歳のころ、急に込み上げて溢れ達した感情。


二人は、日本アカデミー賞に選ばれるはず。

小豆島でのラストシーンは、もう嫌や。


(ぼくも、小豆島には、いろんな思いがある)


  


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2011年04月28日

新入生歓迎遠足

男の花道


男の腕力


右はクイズ王?


おにぎり道??


(つるにもらった美味しかった「ミニおにぎりせんべい」
 『ありがとうニャー!!』)  


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2011年04月21日

気持ちを伝えあうことを大切にしてほしい♪

PTAへの職員紹介のために書いたこと

好きな言葉
一致団結
(月並みですが)

趣味
読書(毎月15冊以上)
旅行(風の吹くままに)
文芸(日本を代表する詩誌「現代詩手帖」に
詩集を紹介された詩人なのに、趣味とは?)
(尚、我が詩集は何故か佐賀県?佐賀市立図書館と、
 佐賀県有田町の二つの図書館でも、かじれます)

生徒に伝えたいこと
「気持ちを伝えあうことを大切にしてほしい」
(無垢な少年・少女へのメッセージ♪)



「文芸部」と
(乗馬クラブ(外部団体で頑張ってる生徒のために))と
((吟咏部))の顧問になった。

育っていない僕だが、彼らを育てたい。
(おこがましいか?!)

相変わらず?睡眠時間5時間。
後頭部が痛い。持病の「腹痛」は今は大丈夫だけど。  


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2011年04月19日

人権メッセージ&ポエムコミュニケーションコンテスト

人権メッセージ
昨年の10月から12月末にかけて募集した「NPO法人 自立支援センターおおいた」主催の「人権メッセージ」の審査員をさせて頂いた。後援;大分県障がい者体育協会、大分県人権同和対策課の委託事業。応募のメッセージはどれも心の音がずしりと響いて、すべてのメッセージに最優秀賞を贈りたいと思った。長時間に渡る審査により、やっと10数作品を厳選して「最優秀・優秀・特別賞」を贈らせて頂いた。最優秀賞に輝いた作品は、タイトル「気持ちを伝えあう事の大切さ」。中学3年生の作品である。このメッセージは『ある日階段を大変そうに昇っている人を見かけたことはありますか。そんなときどうするか、私は、「お手伝いしましょうか」とたずねます。あまり人と話せない私は時間がかかります。・・・』とゆっくり語りかける。足が不自由な方に一生懸命に話しかけて、いたわりの気持ちを表す。人の「まごころ」は、障がいを無くす。そう感じさせたメッセージだった。

ポエムコミュニケーションコンテスト
2月27日(日)、佐賀県鳥栖市での「ポエムコミュニケーションコンテスト」(自作詩の朗読大会、主催;なわての会)に参加した。朗読者は17名、佐賀県始め福岡県・大分県からも朗読者が集まった。その日はテレビで「紳助・徳光の1枚の写真、余命・・甲子園を夢見た少女の物語」が放映された。放映されることを知ってから、私は朗読する詩を「あっこ」に変えた。勝手ながら作って、私の詩集の中で呼吸をしている詩。私は普段は大分県で休日は九州内から東京へと、詩の朗読をしたり勉強に行ったり。「ポエムコミュニケーションコンテスト」は、久しぶりに「詩っていいな」って思える楽しい大会だった。17人の朗読を聞いてから、審査する形式だった。一般観客も感想を言うことが出来た。以前出場した大会はトーナメント形式で、自分以外の人の詩を、じっくり聴く余裕が無かった。このコンテストの優勝者は、純朴な青年だった。とつとつとした穏やかな言葉に、思いの重さをひしひしと感じた。飾らないこころを聴けた♪素晴らしい大会だった。

震災の前に、ある新聞に投稿した原稿です。  


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2011年04月12日

傘の中に、入って。

傘の中に、入って。

みんな
日本に住んでるみんなは
いっしょだよ。

左からおそう雨にぬれないように
みんな
右に寄って。

ひとりひとりの肩がまんまるになって
ひとつになろう ね。




入院している生徒が作った「傘」です。  


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2011年04月11日

「すみれの花の砂糖づけ」江國香織詩集から

 キス

夜あけの路地でキスをしたね
シーツのあいだでキスをしたね
国境の橋の上でキスをしたね

(中略)

グランドのわきでキスをしたね
交番の前でキスをしたね
階段の途中でキスをしたね
夕暮れにキスをしたね


   おっぱい

 (前略)

  おっぱいがおおきくなればいいとおもっていた。
  おとこのひとのためなんかじゃなく。


 結婚生活

反抗期の中学生と
生意気な小学生が
一緒に暮らしているみたいだね

(後略)


 願い

(前略)

いつまでも いつまでも あなたと寝たい
くっついたまま としをとりたい
何度も何度も あなたとしたい
地球があきれて
自転も 公転も
やめるまで


江國香織詩、ありがとう♪  


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2011年04月10日

春祭りは、やめようよ。

平成23年度の新学期が始まったよ。
引き続き、やつらの担任になったよ。
野郎どもばかりだよ。

何十年教えてても、自信が無い俺が!!

来年の3月に奴らを卒業させるまでは、
大きな失敗をしなければ、
先こうだよ。

口の悪い俺が、定年で非常勤になったクロさんの、
後釜になったよ。

ところで、
出口調査って何なの?

石原さんは角栄さんの様なカリスマだね。
ペンの力は、強い?
グイグイ言動?怖いものなし。だよね。
自民党が頭下げたんだから。
ビジュアル??

俺は、次のに?出ようか??

まあ?ナポリで?洗濯物干して、
魚を食べてわいのワインを飲んでるのが似合ってるかな。

あつしや、有吉や、ジュニアの番組で笑うことは出来ないけどね。

桜の花弁が、風に乗っていた。

花見はいいけど?
春祭りはやめようよ。世の中の雰囲気も考えてよ。
春祭りしたくても、出来ないところもあるんだよ。

今、川上弘美さんと江國香織さんに恋ってるって書いたら、
やばいかな??

  


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2011年04月03日

大分の「詩にプチ興味」さん達、集まれ。

江戸時代まで、短文学は「俳句」と「短歌」が、主流だった。

明治になってから日本の詩は、詩という形を作った。

詩よりは起源が古いが、
もっと後に認められた川柳が、
今はみんなが好むものになっている。

「詩は難しい」
「詩を理解することは間違っている」
等、
2ちゃんねるには、そういう書き込みもある。

でも今金子みすゞさんの詩が、
テレビで流れるように、
もっと、詩は身近であっていいはず。

石垣りん」さんの詩や「山之口獏」さんの詩や
谷川俊太郎」さんの詩や「柴田トヨ」さんの詩のように。

という思いがあって、
昨夜、隔月の土曜の夜6時から
大分市コンパールホールで行っている
一期の会」(大分で詩のことを語れる唯一の会)に、
参加した。

その前から「一期の会」の代表とも、
大分に「新しい詩の会」について、メールをしていた。

6/4(土)の「一期の会」の時に、
具体的なことを決めようと思っている。

詩人の伊藤比呂美さんが隊長の「熊本文学隊」や、
佐賀県で老若男女が集まって詩について語る「畷(なわて)」等が、
僕なりの目標だ。

興味がある人は、
ひとつでも好きな詩がある人は、
「一期の会」を覗いて頂きたいな。
質問等は、左の僕のメールアドレスにどしどしメールしてほしい。

尚、会費は500円。
「一期の会に参加」と「新しい詩の会に参加」は、
切り離して考えていいと思う。

昨夜の「一期の会」の後、居酒屋で、
ある若い女性が言ったことを引用すると。

「ノルウェイの森」(村上春樹氏著)の中で
主人公が恋人に久し振りに逢う時、
雨が降っていた。
主人公は傘をさして、彼女を抱き締めた。
「彼女は傘なんかいらない」と言った。


これからの詩は、
そういう「熱い純粋性」が大切だと思う。




写真は、最近、心に引っかかった本。
「泉谷しげるベスト曲集」「チョコレート革命(俵万智詩著)
「すみれの花の砂糖づけ」(江國香織詩集)


「すみれの花の砂糖づけ」は、こころに入った声が多く、
ピンクの付箋をたくさんつけた。

他に「夜露死苦現代詩」(都築響一詩著・筑摩文庫)も、
普段の人々の思いが詩になったことを取上げていて、
とてもいい本だ。  


Posted by にぎにぎ at 02:02Comments(0)こだわり