2015年01月31日
『九年前の祈り』小野正嗣 (講談社)第152回芥川賞受賞作
生徒が「卒業考査最後の日」の夜(昨夜)、読み終えました。
物語は9年前に地元の国際交流活動の一環として企画された「カナダ旅行」と
現在、さなえと息子の希敏(ケビン)との故郷での暮らしがパラレル且つ、
当時と今がさなえの意識の中で混濁した状態で進んでいく。
希敏の発達障害と思われる、突発的に時と場所を選ばず起こるミミズがのたうちまわる様な
泣きわめき暴れる姿に、さなえは正直手に負えない気持ちを持ち、
さなえの母は昔からの姿勢そのままに
因果応報的な発言をし、傍観者であろうとする。
過去にさなえは子持ちの中年男性と交際し結婚も考え、
カナダ旅行で知り合ったカナダ人とは
東京で同棲、結婚をし希敏が生まれた。
その悉くをさなえの母は旧来の常識的理由から否定してきた。
さなえにとって故郷で安住の住み処であるはずの実家は、
必ずしも心安らかに暮らせる環境ではない。
希敏の度を過ぎた泣きわめきは、さなえの心を痛めつけ、
握り続けなければいけないはずの
その息子希敏の手を離しそうになってしまう。
そんな時、さなえの心の中で響き渡るのは9年前のカナダ旅行で、
機内で泣き叫ぶ子供を見た時の みっちゃん姉の
「子供はみんな泣くものだ」という言葉なのだが、
それをみっちゃん姉が言ったのか?
果たしてカナダ旅行の時に言ったのか?
さなえの記憶は確かではない。
ただ、悲しみに折れそうになるさなえの心を支えてくれるのは、
みっちゃん姉の存在とその言葉であり、
放してしまいそうになる希敏の手、
母と子の関係を強く握りしめてくれる。
9年前のカナダ旅行の時、
みっちゃん姉は町の教会で何を祈っていたのか?
物語のクライマックスでその9年前の祈りが、さなえの胸に去来した時、
この作品の崇高さと自分と息子を包む淡い一筋の光が見えてくる。
大分の一地方の母と子の描いた小さな物語が、読む者の心を揺さぶり、
それぞれにとって大切なものは何か?を強烈に問うてくる。
(「大分のオバちゃん」の明け透け過ぎる所が凄い?)
(静かにじわじわ心に入ってくる小説が好きか?
最近話題の又吉直樹作「火花」(文学界2月号)の激しい心の噴出が好きか?)
午前中、OBSかぼすタイムを見て、行って来ました。
佐伯市

ランブル
コーヒーは勿論、シュークリームもとっても美味しかった。

僕も持っている宮沢賢治詩「雨ニモマケズ」



佐伯回転寿司マルマン
(僕にとっては高価な寿司)
口の中でトロケル位、とっても美味しかった。

「ちゃんきー」で、たこ焼き買って帰った「きーちゃん?」でした。
物語は9年前に地元の国際交流活動の一環として企画された「カナダ旅行」と
現在、さなえと息子の希敏(ケビン)との故郷での暮らしがパラレル且つ、
当時と今がさなえの意識の中で混濁した状態で進んでいく。
希敏の発達障害と思われる、突発的に時と場所を選ばず起こるミミズがのたうちまわる様な
泣きわめき暴れる姿に、さなえは正直手に負えない気持ちを持ち、
さなえの母は昔からの姿勢そのままに
因果応報的な発言をし、傍観者であろうとする。
過去にさなえは子持ちの中年男性と交際し結婚も考え、
カナダ旅行で知り合ったカナダ人とは
東京で同棲、結婚をし希敏が生まれた。
その悉くをさなえの母は旧来の常識的理由から否定してきた。
さなえにとって故郷で安住の住み処であるはずの実家は、
必ずしも心安らかに暮らせる環境ではない。
希敏の度を過ぎた泣きわめきは、さなえの心を痛めつけ、
握り続けなければいけないはずの
その息子希敏の手を離しそうになってしまう。
そんな時、さなえの心の中で響き渡るのは9年前のカナダ旅行で、
機内で泣き叫ぶ子供を見た時の みっちゃん姉の
「子供はみんな泣くものだ」という言葉なのだが、
それをみっちゃん姉が言ったのか?
果たしてカナダ旅行の時に言ったのか?
さなえの記憶は確かではない。
ただ、悲しみに折れそうになるさなえの心を支えてくれるのは、
みっちゃん姉の存在とその言葉であり、
放してしまいそうになる希敏の手、
母と子の関係を強く握りしめてくれる。
9年前のカナダ旅行の時、
みっちゃん姉は町の教会で何を祈っていたのか?
物語のクライマックスでその9年前の祈りが、さなえの胸に去来した時、
この作品の崇高さと自分と息子を包む淡い一筋の光が見えてくる。
大分の一地方の母と子の描いた小さな物語が、読む者の心を揺さぶり、
それぞれにとって大切なものは何か?を強烈に問うてくる。
(「大分のオバちゃん」の明け透け過ぎる所が凄い?)
(静かにじわじわ心に入ってくる小説が好きか?
最近話題の又吉直樹作「火花」(文学界2月号)の激しい心の噴出が好きか?)
午前中、OBSかぼすタイムを見て、行って来ました。
佐伯市

ランブル
コーヒーは勿論、シュークリームもとっても美味しかった。

僕も持っている宮沢賢治詩「雨ニモマケズ」



佐伯回転寿司マルマン
(僕にとっては高価な寿司)
口の中でトロケル位、とっても美味しかった。

「ちゃんきー」で、たこ焼き買って帰った「きーちゃん?」でした。
大分市立大在東小学校の校歌差替え事件
阿呆鳥の末路「にぎにぎ」ポエトリーリーディング
【竹田よしみ会】入会
公立小中校歌の手本(地域の特色を入れて唯一無二の校歌に)
御手洗神社
「トンネルをぬけると・・・たまりば」に
終業式でしたね。
猫はライオンになる
胸ポケットにデコピン
取下げ書の提出の強要(大分市教育委員会からの)
阿呆鳥の末路「にぎにぎ」ポエトリーリーディング
【竹田よしみ会】入会
公立小中校歌の手本(地域の特色を入れて唯一無二の校歌に)
御手洗神社
「トンネルをぬけると・・・たまりば」に
終業式でしたね。
猫はライオンになる
胸ポケットにデコピン
取下げ書の提出の強要(大分市教育委員会からの)
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