2012年04月18日

海と太陽と社

 海と太陽と社

ずっと歩いていたかった。
ずっと見つめていたかった。

海に入ることが苦手なくせに、
海を見ながら歩いていたかった。

眩しい光は苦手なくせに、
太陽を見つめて自身も真っ赤になりたかった。

海のそばで寝たから、
久し振りに早起きできた。

遥かな所にあると思った社だった。
遥かな所は、こころの有様で決まる。

こころが求めていたから、
遥かな所は、すぐそばに堂々と佇んでいた。


  


Posted by にぎにぎ at 21:32Comments(0)詩2012年4月~