2015年08月04日

第2回「おおいた詩部」湯布院の風は、優しく涼しくなる♡


湯布院の風は、優しく涼しくなる♡

「湯布院で、こころを、奏でます♪」

第2回「おおいた詩部」

8月6日(木)
19:30開場20:00開演
BAR O living
大分県由布市湯布院町川上3049-8 立花ビル1F
料金1500円1ドリンク付き(椅子席15名)
立ち見も出来ます!!
(飛び入り大歓迎!料金は1000円になります)

出演
大島健夫(千葉)
にしやまひろかず
千葉まほ
木村永遠(にぎにぎ)
咲夜
霙 他

お問い合わせ・ご予約は、
木村永遠090-2960-7526
niginigi4649@yahoo.co.jpまでどうぞ。

(第1回は大分市AT HALLで。
多数の心聴く人や飛び入りさんなど。
どうもありがとうございました☆
ぼくの命詩「あっこ」の朗読は、感涙・・・)

8月6日にご来場のみなさまには、
命詩「あっこ」などを、
フリー詩集にして、贈らせていただきます。

尚、ぼくは、
16時半まで会議があって、
大分県立鶴崎工業高校にいます。
その後、大分市や別府市の人は、
ぼくの車に、乗って行きますか!?


  


Posted by にぎにぎ at 19:20Comments(0)日記こだわり詩2015年1月~

2015年08月02日

戦後70年「伝える戦争の記憶」シンポジウム

詩「滑走路」の評価が思うようでは無かったので、
今日は、別府に行く必要性が無くなった。


昼から、
「ホルトホール大分」に行った。
戦後70年「伝える戦争の記憶」シンポジウムを、
聴いた。

腰痛がひどくて、
靴履くときに激痛が走り、
かがむことが大変な位だったが、
行って良かった!
命のことばに、大変感銘した!!

「戦争体験をした諸先輩が少なりつつある。
戦争の事実は残るが、戦争体験の気持ちは残らない。
悲しい事実だ。
だから、今のうちに、戦争体験をした諸先輩の肉声を残さないと」
「例えば、戦艦大和に興味を持って頂くと、
8月になると戦争の話題ばかりであきたと言う若者さえも、
戦争のことを調べてくれる」

「本当に、戦争は辛いです」

「恒久平和を願ってやみません」

「今の国家を選んだことの間違いを正すには、
国民が声を上げて平和を続ける決意を広げていかないと」




 滑走路

毎年お盆に
妻の実家の宇佐市上乙女に
向かって走る車は
スピードを落とさないと
今にも飛び上がりそうになる

宇佐海軍航空隊・特別攻撃隊
昭和二十年四月六日・四月十二日・
四月十六日・四月二八日・
五月四日と五回もの出撃
八一機・一五四名もの
尊い命が木端微塵

千八百メートルも続く
真っ直ぐさは
飛行機乗りの心を
如何に操縦していたのだろうか
瀬戸内型の穏やかな気候に包まれて
神からも守られている此の土地に
およそ七十年前には
取り返すことの出来ない
やるせなさがあったとは

海軍の真っ白な制服が誇らしげだった
母の兄でさえ
米寿を迎えた席で言っていた
「長崎の原爆で亡くなった
長兄の骨らしきものを拾った時でさえ
涙が出なかった
戦争は悲しみさえも凍らせる」と

掩体壕を左右に見ながら
滑走路を左に曲がって
一式陸上攻撃機の誘導路を
走り切った

ほっとした心に
妻の実家が見えて来る



ぼくの詩「戦争3部作」
『滑走路』
『長崎が一番熱くて一番涙した日』
『雲間に消えて行った若者を忘れない』
機会があったら、
こころに、入れて、みてください。

ぼくは、戦争体験者ではありませんが、
詩は『戦争の取り返すことの出来ない過ちが、
二度と絶対無い様に、
ずっと終戦であって欲しい』と、
作るのだから。

その行間や、余韻に心がため息することを、
わかっていただければ。