2019年07月02日

詩『風船唐綿ふうせんとうわた』

　風船唐綿

　　　　　　　　　　　木村永遠

ふうせんとうわたが
急に真ん中からパカッと真っ二つ
風船が瞬く間に破けた

飛び出した綿の無垢さは
タンポポの愛しさに思えて
タンポポの様な綿毛は戸惑いながら
お空に向かって舞い上がる

ふわふわがぷかぷかゆらゆら
天使のような小っちゃな羽を
精一杯広げて

ふわふわがぷかぷかゆらゆら
お空の大きな瞳の中に写りたいから
精一杯舞い上がる

南アフリカから
どれ位の年月を重ねて
日本にやって来たの
風船唐綿さん

眩しい日も嵐の日も凍える日も乗り越えて
優しさをふわふわさせて
南アフリカからやって来てくれた
風船唐綿さん

日本の西の西のこのお家を
「綿毛に包まれたなら幸せになれるよ」
優しさですべてを包むために訪ねてくれた
そうだよね風船唐綿さん

(6月でも咲いていた、
７月も夏も咲いている
#風船唐綿 さんです)

#にぎにぎ #木村永遠 #オヤジタレント
#教員相談家 #人生相談家 #CMタレント
#オヤジモデル #オファーお願いします
#児童指導員 #詩講師 #NHK #JUGIA
#詩人 #大分合同新聞

　　  
タグ ：風船唐綿木村永遠オヤジタレントCMタレントオファーお願いしますイケメンジジイオヤジモデル教育相談家ふうせんとうわたTVタックル


Posted by にぎにぎ at 22:30 │Comments(0) │詩│日記│こだわり│おおいた・ことばあそび界│人生相談
このページの上へ▲