2020年03月13日

詩「卒業」(木村永遠 作)

学校での心は、いつも直向きだった
だから心がグラつくことも多かった

悔しかった時間、寂しかった時間
悲しかった時間も多かった

そんなとき友だち、先生、父さん
母さんが涙を拭いてくれた

大変だったけれど優しさを噛み締めた
大切な時間だった

「ありがとう」「心から、ありがとう」

寒くて寒くて凍えて縮こまっていた心も
ようやく和らぐと思います

朝の登校の時に踏んでいた霜柱が
溶けて透明になる頃に

桜が、そろそろ蕾になろうと
している頃に

大切な友だちと卒業します。

# 卒業 #卒業式

   
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