2012年02月26日

ひとり

ひとりに
なりたいと思っていたんだ
ひとりの方が気が休まるから

ひとりに
なりたいと思っていたんだ
ひとりの方が傷つかなくてすむから
ひとりだと嘘をつかなくていいから

休みたいから
静かにしていたいから
ひとりになりたかった

自然だけが友達だと思っていた
痛さを感じる位の海風にさえ
心地よさを感じていた

でも寂しくて愛しくて
どうしようもなくて
いつのまにか白いTシャツと黒のジーンズを着てた

やっぱり寂しくて愛しくて
どうしようもなくなって
真っ黒な帽子と買って来てもらった真っ白なスニーカーを履いて
玄関を飛び出してた

そして求めたくて恋しくて
雑踏の中でポツンと立ち尽くした

ぼくは
生きてるから
感じたいから
あると思うから
いたわる気持ちが
あると信じたいから

みんなと共に歩んでいこうと思った
スクランブル交差点の真ん中で

ひとり

2011.5.26 福岡市冷泉荘で、
「詩の朗読をする」にぎにぎです。



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Posted by にぎにぎ at 17:51│Comments(5)
この記事へのコメント
思いが込み上げて、
出来る詩は、素直に歩きます。

出来た後、何度も見直します。

助詞の使い方などを特に見直します。

出来た後、最低1日は「黙って見詰めていた」方が、
いいみたいです。

推敲推敲します。

発表した後でも、
「買ったばかりの」は矛盾してないかな?
「買って来てもらった」の方がいいのでは?
と、悩みます。
Posted by にぎにぎにぎにぎ at 2012年02月26日 21:25
この詩良いですね!
いままでのにぎにぎさんの作品の中で一番好きかも!
Posted by vase jaune at 2012年02月28日 21:03
こんばんは☆

とってもすてきな詩ですね~♪

「あ~わかるぅ!この感じ!!」って
こころに届きます(^^)v
Posted by うさこ at 2012年02月28日 21:08
vase jauneさん♪
ありがとうございます。
(今までは、客観詩が多かったからね)
思いが募って募って、
詩「ひとり」が生まれました。
ぼくの真実(ほんと)の心詩です。
Posted by にぎにぎにぎにぎ at 2012年02月28日 21:16
うさこさん♪
人はひとりで生まれて、ひとりで死んでいくんだ思う。
でも人に嫌気がさしたのに、
人を求めるときって、ありますよね。
やっぱ寂しいから。
Posted by にぎにぎにぎにぎ at 2012年02月28日 21:19
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