2014年04月24日

詩「風船唐綿」大分合同新聞優秀作品

ふうせんとうわたが
急に真ん中からパカッと真っ二つ
風船が瞬く間に破けた
飛び出した綿の無垢さは
タンポポの愛しさに思えて
タンポポの様な綿毛は戸惑いながら
お空に向かって舞い上がる

ふわふわがぷかぷかゆらゆら
天使のような小っちゃな羽を精一杯広げて
ふわふわがぷかぷかゆらゆら
お空の大きな瞳の中に写りたいから
精一杯舞い上がる

南アフリカからどれ位の年月を重ねて
日本にやって来たの風船唐綿さん
眩しい日も嵐の日も
凍える日も乗り越えて
優しさをふわふわさせて
南アフリカからやって来てくれた
風船唐綿さん

日本の西の西のこのお家を
「綿毛に包まれたなら幸せになれるよ」
優しさで総てを包むために訪ねてくれた
そうだよね風船唐綿さん


詩「風船唐綿」大分合同新聞優秀作品

今日の大分合同新聞の〈優秀作品〉に、
選ばれました。

選者の長谷目源太先生から
「フウセントウワタカズラの丸い果実の、
それが音たてて破裂するありさまなどが、
優しい擬音のくりかえしで巧妙に、
親しい仲間のように描かれていて面白い」

とてもありがたい御批評を、頂きました。
どうも、ありがとうございます。

これからも、
人にあっと言わせる(感動して頂く)詩を、
作って発表しようと思います」



同じカテゴリー(詩2012年4月~)の記事画像
大分市教委学校施設課から取下げ書提出の強要
624人もの小学生への人権侵害
小学生は猫が大好き
終戦の日に寄せて
大きな命
へいわの うた(ピクチャーポエム)
10月19日(土)#ポエトリースラムジャパン福岡大会 で
≪ フォトポエム展 詩屏風Vol.1 夜長月、君を想う。≫
朝鮮半島から世界は平和を願う!
2018/3/27 詩「あっこ」朗読 (2016/10/21に公開) (1年5ヶ月前に公開)↓
同じカテゴリー(詩2012年4月~)の記事
 大分市教委学校施設課から取下げ書提出の強要 (2024-11-25 23:17)
 624人もの小学生への人権侵害 (2024-11-06 18:39)
 小学生は猫が大好き (2024-09-10 21:22)
 終戦の日に寄せて (2024-08-14 09:39)
 長崎が一番熱くて一番涙した日 (2024-08-05 22:02)
 大きな命 (2023-04-24 22:05)
 へいわの うた(ピクチャーポエム) (2019-12-29 20:38)
 10月19日(土)#ポエトリースラムジャパン福岡大会 で (2019-10-13 20:55)
 ≪ フォトポエム展 詩屏風Vol.1 夜長月、君を想う。≫ (2018-09-09 00:11)
 朝鮮半島から世界は平和を願う! (2018-04-29 21:11)

この記事へのコメント
昨夜は有難うございました!
それにしても素敵な詩ですね。
Posted by pepepepe at 2014年04月25日 08:10
おめでとうございます。

表現べたな、naoには おどろきですね。
Posted by kazebito naokazebito nao at 2014年04月25日 17:25
pepeさん♪
詩を褒めて頂き、どうもありがとうございます。
pepeさんの音楽も、
素晴らしい心の色でした♪
Posted by にぎにぎにぎにぎ at 2014年04月25日 18:50
naoさん♪
詩を褒めて頂き、どうもありがとうございます。
naoさんの優しい木工作品は、
とっても詩的で、素晴らしい!
Posted by にぎにぎにぎにぎ at 2014年04月25日 18:52
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。