2013年01月04日

あの日のまま

ぼくのロマンチックは
センチメンタリズムで
きみに何も言えないまま

勝手なニヒリズムで
募る気持ちを
茶色のコートに隠して

街の雨で
頬をぬらしたまま
ありがとね。

きみを思っていたんだ

いつも自信がないぼくだけど
きみが好きだったこの町で
下を向いたまま
これからも
がんばろうと思う

きみはいなくなったけど
きみの笑顔があるから
この町に
ぼくの心に

ことばの詰まりが
無くならないけど
ありがとね。

きみが好きだったことを
ことばでは
伝えられなかったけど
きみは
とっても「かけがえのない人」
だったから

これからも
あの日のまま
ありがとね。




      (微妙なところを、変えました)


  


Posted by にぎにぎ at 22:15Comments(0)詩2012年4月~