2013年01月27日

 誤解

たしかめるということ
さわぐものを
静めるために
先頭に立って
確かめるということ

ひとりひとりが
とっても大切なので
いつまでも
笑顔の輝き幼気な心を
ときめかせたいから

しかしながら
個と個のぶつかりあい

たしかめたいということ
さわぐものに
勘違いだと
感じ入って
もらいたいから

個と個のぶつかり合いは
もう嫌だから

誤解されたぼくだけど
41の大切な幼気な思いが
とっても愛しいという
気持ちを
諦めきれないから

ちっぽけな石ころになって
遠くまで飛んで行こう
青々した草むらの陰で
子と子を
優しく見守っていよう



  


Posted by にぎにぎ at 18:02Comments(0)詩2012年4月~

2013年01月27日

自負

いろんな人がいるから
世の中はなりたっているのだろう

いろんな思いがあるから
不均衡は生まれるのだろう

歯車はちょっとした誤解で
軋みを上げて大きく傾いて
挙句の果てには止まってしまうこともある
それが社会なのかもしれない

精一杯は
自分が噛み締める言葉であって
人が認める言葉ではないようだ

気配りをして人に接しているつもりでも
気配りで晴れ間が覗いたと思っていない人もいる
気配りと思っているのは自分だけで
雲がもっと立ち込めたと思う人もいる

間違っている訳ではないとの
自負が
もっと精一杯を噛み締める
噛み締めても歯車は止まってしまったまま

明日は空へ大空へ
何をしててもどうであっても
青さが満ちて涙が零れ落ちて
体をずぶ濡れにする日でも
自分は自分を自負していたい



  


Posted by にぎにぎ at 00:37Comments(0)詩2012年4月~