2013年01月06日

高山辰雄は心を描き続けた。

昨日は、仕事始めだった。
何とか、冬休み中の宿題二つも、
やっと、昨日、提示した。
但し、年頭の所感は、しどろもどろだった。
類似語を重ねて噛んでしまい、
言葉を改めた。
今年は、
「職場では、大人しい」からの脱皮?

昨日は、
昼下がりから新たな詩の広がりを求めるために、
奔走した。
今日は休みだったので、
職場の近所なのに、まだ行っていなかった
「高山辰雄展」(生誕100年記念)に、
やっと、行った。

「1946年、第1回日展でも半年がかりで制作した作品が落選。
 失意のどん底に落とされます。
 そうした中、先輩の日本画家山本丘人の薦めで読んだのが、
 ゴーギャンの伝記。
 高山は、そのまさに破天荒な生き方に、
 画家としての真実を見ました。
 このゴーギャンとの出合いは、
 高山のその後の制作に対する考え方を大きく変えます。
 「色でも形でも自由に描いてやれ」」という覚悟が生まれました。」
 (大分合同新聞。2012年12月25日夕刊
 「浴室」高山辰雄絵(1946年)の記事から)


迷っているとき
悩んでいるとき
苦しんでいるときに、
衝撃を受けた出合いが、
人の方向性を勇気づける。

ぼくは「悩まないことが分からなかった高校時代」に、
中原中也の詩集に出合った。


  


Posted by にぎにぎ at 23:53Comments(0)こだわり