2017年08月25日

詩「カミソン」朗読

最近、評判の良い詩「カミソン」朗読を、
YouTubeにUPしました。
https://www.youtube.com/watch?v=2C8pqUE9esc

どうぞ、
ご覧になって下さいね。

尚、
詩「カミソン」は、
2015年2月20日に殺害された上村遼太さん13歳を
思って、
この事件後、直ぐにつくった詩です。


  


2017年08月21日

You Tube 木村永遠「みんなで楽しむバースディライブvol.9」

You Tube
木村永遠「みんなで楽しむバースディライブvol.9」
「自作詩の朗読」全編29分49秒。
感動的な後半だけでも、どうぞ!!
https://www.youtube.com/watch?v=GxNnpqXRD-4&feature=youtu.be


どうぞ、ご覧になって、くださいね。

2017.8.20(日)
≪木村永遠⇒復活!詩の朗読
(ポエトリー・リーディング)≫

2年振りのライブハウスでの
「自作詩の朗読」です。

数百ある自作詩の中から!
「バースディ」と「フォトポエム」と
「夏」と「恋」と「命」と「猫?」の詩を!
9編選んで!
ミニ詩集にして観客の皆様全員に贈って、
朗読させて頂きました。

大分県豊後高田市昭和の町
「カラオケ喫茶 ブルヴァール」にて。
伴奏は、Imagineさん♪です。


    


2017年08月20日

バースディ・ライブ

素晴しい心の音を、
聴かせて頂きました。

僕の詩の朗読は、
30分も早まりましたが(笑)
9編の朗読とフリートークで、
きちんと持ち時間の30分以内に
納まり。
嚙むことは無く!
言葉の強弱、遅速も、
きちんと出来て!
自己採点100点でした。

王猫さん♪
ぷよぷよさん♪
ステージに立たせて頂き、
どうもありがとうございました。

7月生まれなのに、
8月生まれさんと一緒に!
誕生会までして頂き、
本当に、ありがとうございました。

観客の皆さん!
僕の拙い詩の朗読を、
静かに聴いて頂き!
詩「おにぎり は すりすり」は、
笑って頂き!
どうもありがとうございました。

そして、
動画や写真を撮ってくれた
「フォト・ポエム展」主宰の妻よ。
どうもありがとう♪

そしてそして、
来週の日曜に!
ホルトホール大分での演劇に出る忙しい中、
わざわざ湯布院から来てくれた親友(弟)よ。
どうもありがとう♪

そしてそしてそして、
楽器の弾けない僕をカバーしてくれた!
即興で、
僕の声に合わせてくれた、
Imagineさん♪
どうもありがとうございました。
大感謝です。

素晴らしい音楽の詩の心を奏でた♪
日曜日でした。

みなさん♪
お疲れ様でした。

みなさん♪
どうも、ありがとうございました。
ポエム・オイチャン!
大感涙


  


2017年08月20日

詩劇「平和の申し子たちへ❗」

詩劇「平和の申し子たちへ❗」
泣きながら抵抗を始めよう
作・なかにし礼
演出・小野不二野

尊敬する詩人!
なかにし礼さんの詩(詩集)を、
演劇にするとは?

それも、戦争の詩を?

詩人として興味があって。
恒久平和を祈る者として!
興味があって。

昨日、観劇しました。

最終日の公演が終わったところで、
SNS上で、感想を述べさせて頂きます。

簡単に、ですけど。

劇にするのは辛辣過ぎて!難しい!
と思える詩も、
劇にされていて、
まず、この点で、感動しました。

やはり、語りです。

静かな語りです。

静かな語りだからこそ!
辛辣さと深刻さが、
涙が枯れるほどの悲しみでさえも!
じわじわと心に染み入るのです。

なかにし礼さんの詩の中で、
「グッド・マイ・ラブ」は、
特に優れた詩です。

この詩の細部まで、真実ならば?
凄いことです。

郷愁を誘う!
自分の生まれた場所、
生れた必然性さえも!
感じさせてくれる!!
素晴らしい詩です。

この詩の最後の方に、
曲グッド・マイ・ラブ(なかにし礼)作詞を、
中国人の女性が、
カラオケで唄っている、
それも中国語で唄っているシーンがあります。

劇中で、その歌を聴いて!
歌い手が中国語で唄う素晴らしさと
あまりにも偶然な、衝撃に、
知らず知らず、涙が零れていました。

役者さんは、
全て素人さんとは思えない!
素晴らしい語りと演技。

特に、
最後の劇。
「赤い風船と白い男」は、
大感動(大感激)でした。

特に、主演の大西達之介さんの
深い演技は、ずしりと、
心に入り込みました。

制作者のみなさん♪
スタッフのみなさん♪
役者のみなさん♪
お疲れ様でした。

そして、

どうも
どうも
ありがとうございました♪

どうしても
大感涙


  


2017年08月19日

≪木村永遠「ライブハウスでの詩の朗読」  いよいよ明日、復活≫

豊後高田市「昭和の町」で、
童心に帰って、
「子供の頃の楽しかったこと」を
思い出した後、

大人気のカフェ&バー 「ブルヴァール」
https://www.facebook.com/カフェバー-ブルヴァール-140271946052458/…
で、美味しい食事をした後でも、

3階の
「カラオケ喫茶 ブルヴァール」
(大分県豊後高田市新町3-992-23の3階
☏0978-22-3761)
https://www.facebook.com/カラオケ喫茶-ブルヴァール-1764066413846509/
に、是非とも来てくださいね。

*「魂の朗読」を!贈らせて頂きます。

*当日、朗読する詩をまとめた
「ミニ詩集」を、
 出演前に、入場して頂いた人、
 全員に❗
 贈らせて頂きます。

《バースディ・ライブ》
出演予定(8月10日、現在)
13:00 Swingy
13:30 Ray
14:00 木村 永遠
14:30 飛び入り出演
15:00 はなみずき
15:30 Imagine

*バースディライブゎ、
お誕生月の方も そうでない方も
みんなで 楽しむ ライブです!!

尚、入場料は、1,000円です。

*お待ちしています。

尚、僕の詩の朗読の枠を、
30分も!
頂きました。

数百ある自作詩の中から!
「バースディ」と「フォトポエム」と
「夏」と「恋」と
「命」と「猫?」の詩を!
9編選んで!
ミニ詩集(写真付き)にしました。
9編全て、
朗読させて頂きます。

写真は、
カフェ&バー 「ブルヴァール」の
人気メニューです。


  


2017年08月18日

詩の朗読ライブ豊後高田市昭和の町「カラオケ喫茶 ブルヴァール」

≪一球入魂≫
「高校野球」
明豊高校、おめでとうございます。
神村学園、お疲れ様でした。

≪一字入魂≫
「詩の朗読」
今日も8月20日(日)の
ライブの練習しました。
スマホで「練習を自撮り録画」
していたら!
内部が高温になった為に、
止まってしまいました。
スマホに、保冷剤を貼って!
再チャレンジ。
何とか、3部作を録画出来ました。

*8月20日(日)は、
豊後高田市昭和の町
カフェ&バー 「ブルヴァール」
https://www.facebook.com/カフェバー-ブルヴァール-140271946052458/…
の3階
豊後高田市昭和の町「カラオケ喫茶 ブルヴァール」
(大分県豊後高田市新町3-992-23の3階
☏0978-22-3761)
https://www.facebook.com/カラオケ喫茶-ブルヴァール-1764066413846509/
に、是非とも来てくださいね。

*「魂の朗読」を!贈らせて頂きます。

*当日、朗読する詩をまとめた
「ミニ詩集」を、
 出演前に、入場して頂いた人、
 全員に❗
 贈らせて頂きます。

《バースディ・ライブ》
出演予定(8月10日、現在)
13:00 Swingy
13:30 Ray
14:00 木村 永遠
14:30 飛び入り出演
15:00 はなみずき
15:30 Imagine

*バースディライブゎ、
お誕生月の方も そうでない方も
みんなで 楽しむ ライブです!!

尚、入場料は、1,000円です。

お待ちしています。

尚尚?僕の詩の朗読の枠を、
30分も!
頂きました。
数百ある自作詩の中から!
「バースディ」と「フォトポエム」と
「夏」と「恋」と
「命」と「猫?」の詩を!
9編選んで!

ミニ詩集(写真付き)にして、
朗読させて頂きます。


  


2017年08月15日

「日本の戦争が、やっと終わった日」「もう二度と戦争をしない!と誓う日」

 雲間に消えて行った若者を忘れない
  (知覧特攻平和会館にて恒久平和を誓う)

                  木村 永遠

帰って来たかった
爆弾だけを置いて来たかった

「笑って散っていきます
お母さんも泣かずに喜んでください
生前の不幸は幾重にも
お詫び申し上げます」
生前の不幸より 死に行く不幸なのに
時代が お国が 若者の心を狂わせた

親に特別攻撃隊のことを 言えない者もいた
兄も特攻で亡くなり
今度は自分が 逝こうとしている
本当の親不孝は 親より先に死ぬことだと
知っているから

基地に来たときは
粗末な三角兵舎の中で
お互いお国のためと 固く誓い合った

基地を飛び立つ前夜は
若くして逝くすさまじい恐怖で
押しつぶされそうな自分がいた
普段はあまり飲めないお酒を浴びて
気持ちを 高ぶらせた

祖国朝鮮のアリランを しんみりと歌った
逢いに来た恋人と
夫婦になる約束だけして 涙で別れた
お世話になった食堂のおばちゃんに
「生きるつもりだった 三十年をあげる」
優しい言葉を残して
南の雲間に消えて行った

「靖国神社で逢おう」が 合言葉だった
飛行服を身にまとっている出撃前の若者達
この笑顔に 私は恒久平和を約束したい







 滑走路

      木村永遠

毎年お盆に
妻の実家の宇佐市上乙女に
向かって走る車は
スピードを落とさないと
今にも飛び上がりそうになる

宇佐海軍航空隊・特別攻撃隊
昭和二十年四月六日・四月十二日・
四月十六日・四月二八日・
五月四日と五回もの出撃
八一機・一五四名もの
尊い命が木端微塵

千八百メートルも続く
真っ直ぐさは
飛行機乗りの心を
如何に操縦していたのだろうか
瀬戸内型の穏やかな気候に包まれて
神からも守られている此の土地に
およそ七十年前には
取り返すことの出来ない
やるせなさがあったとは

海軍の真っ白な制服が誇らしげだった
母の兄でさえ
米寿を迎えた席で言っていた
「長崎の原爆で亡くなった
長兄の骨らしきものを拾った時でさえ
涙が出なかった
戦争は悲しみさえも凍らせる」

掩体壕を左右に見ながら
滑走路を左に曲がって
一式陸上攻撃機の誘導路を
走り切った

ほっとした心に
妻の実家が見えて来る






(今日は妻の実家の宇佐市に行って。
 国東の海岸で、
 心歌を聞いたり♪
 8月20日(日)の豊後高田市昭和の町での、
 詩の朗読ライブの練習を、
 海に聞いて頂きます。
 詳細は、FB木村永遠
 https://www.facebook.com/kotobaasobikai.ooita
 ご覧になってくださいね)

  


2017年08月09日

長崎が一番熱くて一番涙した日

 長崎が一番熱くて
      一番涙した日

          木村 永遠

蝉が ジージ ジージ ジージ … … …
暑い 暑い 暑い … … …

八月九日に 母の兄は 散った
あの爆弾が落とされたときは
夏の日差しの暑さどころではなかった
あの爆弾が落とされたときは
夕立の稲妻の眩しさどころではなかった
自分に向かって まっしぐらに進んでくる
とてつもなく大きい光の束
熱くて 痛くて 眩しくて
目を開けることさえ出来なかっただろう
「熱いよ!痛いよ!水をくれ!!」

母の兄は 東京に行きたかった
祖父母は
「東京は空襲でいつ命を落すか分からない」
息子が 長崎で医学を勉強することを望んだ

あの爆弾が落とされた翌日から
祖父母は 息子を捜しに長崎に入った
息子も 医学部の建物も 跡形とて無く
本人の持ち物が焼けずに残っていただけ
亡骸さえ見つからない!
息子を 長崎に行かせたことに
祖父母は 自分を責めた
庭に供養塔を作って 毎日手を合わせた
孫の私が「息子に似ている」と言って 
私に息子の面影を追った

蝉が ジージ ジージ ジージ … … …
蝉は 元気いっぱいだ
「洋一郎伯父さん!
私は 穏やかな平和を守り続けて
生きていきます
長崎が一番熱くて一番涙した日を
心に 深く 刻みながら」





母の兄弟は、
「姉、亡き兄、兄、姉、母、弟」の
6人兄弟です。
原爆の犠牲になって亡くなった!
洋一郎伯父さん以外は、
健在です。

母は、
今年の11月に、
86歳になります。  


2017年08月07日

平和の申し子たちへ  泣きながら 抵抗を始めよう

平和の申し子たちへ
   泣きながら
  抵抗を始めよう
なかにし礼 氏の詩集である。

二〇一四年七月一日火曜日
集団的自衛権が閣議決定された
この日 日本の誇るべき
たった一つの宝物
平和憲法は粉砕された
つまり君たち若者もまた
圧殺されたのである

で、始まる
冒頭の詩「平和の申し子たちへ!」
       泣きながら抵抗を始めよう
が、有名ではあるが。

他にも
「さあみんな逃げるんだ」
集団的自衛権の閣議決定に反対し
講義の焼身自殺をはかった人が
いたことを忘れまい
一人いたということはその陰に
身を焼く思いの人が
何万人何百万人何千万人と
いたことを想像すべきだろう
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・

「リメンバー」
この地球を宇宙から眺めたら
美しい青い星だ
国境は引かれていない
今もどこかで 戦争はつづいている
悲しみと山のような
屍が折り重なって
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・

「少年」
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
少年は感じている
わが背に眠っている
妹は死んでいるかもしれない
しかし少年は思う
そんなことはあってたまるか
死と死の間をかいくぐり
逃げまどい這いずりまわり
このぼくが必死になって
守りぬいてきた妹が
死ぬなんてことが
あってまるか!
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・

「死の逃避行」
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
これからは自分の意志で逃げるのよ
自分の意志で生きるのよ
母さんだって間違えることがあるのだから
この言葉を聞きながら
私はたちまちにして大人になった
もはや泣かない
腹が減ったとぐずらない
足手まといにならない
可愛らしさのまったくない
老人のような少年になった
列車には沢山の死体があった
死体を連れて逃避行はできない
走る列車の窓から捨てていく
わめきながら捨てていく
列車の両脇には累々(るいるい)と
死体が投げ出されている
これほど多くの死体を
わが目で見るとは
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・

他、七編。
全て、
難解な表現は使っていなくて❗
わかりやすく❗
心に突き刺さる素晴らしい詩❗

この詩集は、最初から辛辣な深刻な詩が、
これでもか!と並んでいる。

集団的自衛権が閣議決定された後、
僕はクラスの生徒に、
「君たちは戦争反対の硬い意思を持っていないと!
 戦争に行かないといけなくなるかもしれない」等と、
言ったことがある。

詩「少年」は、
一九四五年八月九日 午前十一時二分
長崎に原爆が投下された直後の実話だと思う。
母の兄が長崎の原爆の犠牲になった僕は、
読みながら止めどなく涙が流れ落ちた。

詩「死の逃避行」は、
満州からの引き上げ列車内の実話だと思う。

この詩の4連

どたりと音がした
おずおずと前を見ると
軍人が頭を打たれて死んでいた
どくどくと血が流れている
軍人の目はじっと私をにらんでいる
ソ連軍機は折り返し
また機銃掃射を行い
遊びあきたがごとくに消え去った
これが戦争だ
生死は偶然でしかない

「戦争は、
 戦争を知らない僕には、
 予想を遥かに超えた!
 運命に左右しまくる!
 凍り付く悲しみでしかない!!」

「僕を始めとする、
 平和ボケの戦争を知らない人達よ!
 多くの尊い命が一瞬にして亡くなった!
 日本の八月。
 もっともっと!!
 もう二度と、泣いたって泣いたって!!
 戻って来ない!
 掛け替えの無い命の重みを心に刻んで!!
 恒久平和を維持することを考えて!!
 努力していこうよ」

(「詩の表現方法」に関して
 一番感心したのは、
 詩「少年」の
 一九四五年八月九日 午前十一時二分
 長崎に原爆が投下された
 具体的な年月日時分や、
 詩の舞台の土地を示すために、
 詩「グッド・バイ・マイ・ラブ」
 大満州帝国黒龍江省牡丹江市の位置の説明に
 北緯四十四度三十五分
 東経百二十九度三十六分
 を、繰り返していた。
 この具体性、正確性が、
 詩のリアルな辛辣な内容を、
 読者の心に突き刺す)


   


2017年08月06日

広島に原爆が落とされた日。

広島に原爆が落とされた日。

地域清掃(区役)をしていたら、
けたたましいサイレンの音が、鳴り響いた。


以前、詩の勉強会で、
「原爆詩一八一人集」を熟読した。


峠 三吉
『原爆詩集』の序

ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ 
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ


原 民喜
原爆小景
コレガ人間ナノデス

コレガ人間ナノデス
原子爆弾に依ル変化ヲゴラン下サイ
肉体が恐ロシク膨張シ
男も女もスベテ一ツノ型ニカヘル
オオ ソノ真黒焦ゲノ滅茶苦茶ノ
爛レタ顔ノムクンダ唇カラ洩レテクル声ハ
「助ケテ下サイ」
ト カ細イ 静カナ言葉
コレガ コレガ人間ナノデス
人間の顔ナノデス


いわゆる詩人や文学者では無い人の詩も、
掲載されていた。
この本の帯で紹介されている
湯川秀樹氏の詩など。


八月九日は、
長崎に原爆が落とされた日。
母の兄は、
長崎大学医学部の講義を受けていた時に、
ピカドンに!
一瞬の内に!
命を奪われた。
死に対する何の準備もしていないままに。