2012年03月04日

日々はそれでも輝いて

詩人の谷郁雄詩のエッセイ集
「日々はそれでも輝いて」(ナナロク社
)を、
読んだ。

こんなに分かりやすい詩の本は、珍しい。
普段詩は難しいと感じている人も、
この本を読んだら「詩って面白いものなんだな」って、
きっと思うに違いない。

谷郁雄詩の詩は優しさに満ち溢れている。
この本の中の彼の詩。

放課後

ぼくが好きなのは
いくら考えても
答えのない問題

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

答えのない世界は
優等生も
劣等生も
仲良く遊べる
放課後の校庭のようだ


(全6連の内、第1連と第6連しか、
 載せてなくて、すみません)

「日々はそれでも輝いて」を出版したナナクロ社さんか、
詩集『すみれの花の砂糖づけ』(江國香織詩)
(この詩集も優しさに満ち溢れている素晴らしい詩集)を、出版した理論社さん!

詩集『おにぎり は すりすり』(にぎにぎ)か、
フォトポエム集(フォトみえみえ)の本でも、
出して頂けないだろうか?

厚かましいか!?


  


Posted by にぎにぎ at 12:25Comments(4)