2012年12月09日

アートは大分からアッと驚く”

旗などのありふれたイメージや、ぼろ切れなどを用いて、
即物性通俗性を強調して、注目を集めたアメリカのネオ・ダダに刺激され、
ほぼ同時代的に発生した日本の「ネオ・ダダ」は、
1960年、廃品オブジェ、パフォーマンス、イヴェント等を特色とする
反芸術的な運動を展開した前衛美術家グループでした。
このグループでは、大分市出身の吉村益信、風倉匠の二人が、
創立メンバーとして参加活躍し、
またグループ周辺にいた宇佐市出身の写真家、石松健男は、
作品を残さなかったネオ・ダダの即興的で、
非再現的な激しい活動の様子をフィルムに収め、そ
の貴重な記録者となりました。

吉村益信さん(銀座を闊歩したミイラ男)の
アトリエ「ホワイトハウス(新宿)」には、
赤瀬川源平さん磯崎新さん(大分市出身)も、
集いました。

特別展示 吉村益信 は、
12月27日(水)まで。
大分市美術館。

  


Posted by にぎにぎ at 19:49Comments(2)こだわり