2014年11月13日

秋もみじは紅くなるのにイチョウが黄色くなる何故?

調べました。
10月中旬頃になると、山の上から徐々に広葉樹の葉が紅や黄色に色づき始め、
秋も深まる11月中旬から下旬が紅葉シーズンで最も見頃となりますよね。

しかし、もみじは紅くなるのにイチョウが黄色くなるわけですが、
なぜ他の色に変色することなく、「もみじ=赤」、「イチョウ=黄」となるのでしょうか?
調べました。


夏までは、もみじもイチョウも「緑色」の葉っぱでしたね。
夏までは、もみじもイチョウも葉緑体の色素(クロロフィル)の影響が強かったんですね。


普段、葉が緑色に見えるのはクロロフィルが含まれるからなんですね。
寒くなり、日照時間が短くなると、クロロフィルが分解されます。

葉を形成する葉緑体の中には、黄色の色素カロチノイドも含まれています。
クロロフィルの量の方がカロチノイドに比べて多いため、春から夏は緑色に見えます。

そして夏の時点では、緑色のクロロフィルとともに、黄色のカロチノイドも含まれていますが、
クロロフィルの色が強く出ているので、イチョウも、もみじも夏のうちは緑の葉です。

「緑色」の葉っぱだった「もみじ」と「イチョウ」は、
秋になってクロロフィルが分解されて、色が分かれるんですね。
葉の中には、緑色の色素をが分解しつつ、
葉の中にもともと含まれていない赤い色素(アントシアニン)を、
つくる植物があります。
もみじ(イロハモミジがその代表例)は、緑色の色素が分解される一方で、
赤色の色素がつくられるため、「紅葉」するのです。



なお、
「紅葉」の読み仮名は「こうよう」です。
「もみじ」では、ありません。

「紅葉を、見に、行こうよう!?」は、
オワッチョ・ギャグです。

足短?
あしからず。
  


Posted by にぎにぎ at 21:15Comments(0)日記こだわり