2010年09月01日
詩『借りぐらしのアリエッティ』
アリエッティ
きみ は だあれ
なまえ は あるの
『アリエッティ』
アリエッティのまん丸な瞳に
ぼく の あおじろい寂しさが
映って いる
アリエッティは いつのまに
ぼく の こころ の なかで
暮らしていた
アリエッティと過ごした日々が
いつまでも続いてほしかった
でも なぜ さみしい
アリエッティ は 借りぐらし
アリエッティ は
ぼくの こころから とびだして
ぼくの 掌から降りた後
中指 を そっと 抱き締めてくれた
最後の 優しさ だった の かな
アリエッティ は
ちいさな からだ に
一杯 一杯 思い出を 積み込んで
大海原までへと 旅立った
ぼくの こころ は
どこに いったら いいの
しばらくたって・・・
やっ・・・と
こころ が はっきり してきたよ
ちいさいのに
精一杯 背伸びをしていた
アリエッティ の 直向きさ に
ぶつかった おかげで
いきる こと の 喜びと
いきること へ の 愛しさを
じっくり 噛み締めている
ぼくに あえること が できたってこと
「アリエッティ
ぼくは もう だいじょうぶだよ
手術を 怖がったり しないよ
アリエッティ
きみが 住んでいた
ぼくの こころ は
きみが 残してくれた
勇気と優しさと共に
これから
いっしょう けんめい
戦う よ 」

きみ は だあれ
なまえ は あるの
『アリエッティ』
アリエッティのまん丸な瞳に
ぼく の あおじろい寂しさが
映って いる
アリエッティは いつのまに
ぼく の こころ の なかで
暮らしていた
アリエッティと過ごした日々が
いつまでも続いてほしかった
でも なぜ さみしい
アリエッティ は 借りぐらし
アリエッティ は
ぼくの こころから とびだして
ぼくの 掌から降りた後
中指 を そっと 抱き締めてくれた
最後の 優しさ だった の かな
アリエッティ は
ちいさな からだ に
一杯 一杯 思い出を 積み込んで
大海原までへと 旅立った
ぼくの こころ は
どこに いったら いいの
しばらくたって・・・
やっ・・・と
こころ が はっきり してきたよ
ちいさいのに
精一杯 背伸びをしていた
アリエッティ の 直向きさ に
ぶつかった おかげで
いきる こと の 喜びと
いきること へ の 愛しさを
じっくり 噛み締めている
ぼくに あえること が できたってこと
「アリエッティ
ぼくは もう だいじょうぶだよ
手術を 怖がったり しないよ
アリエッティ
きみが 住んでいた
ぼくの こころ は
きみが 残してくれた
勇気と優しさと共に
これから
いっしょう けんめい
戦う よ 」
