2014年04月19日

父の命日


今日は、午前中は75分授業をして、
その後、ある残念な結果を受け止めました。

授業の時、
自分の担任を呼び捨てした女子を、
しこたま叱りました。
女子にも男子と同じに、
叱り飛ばすから、もてない!?

新年度始まって直ぐの三者面談は、
引き留めたいから粘りますが、
「家庭の○○」と言われたら、
引き留めたい気持ちが、
利益のため?と思われるかもしれないから。
残念な結果になりました。
お互い、忘れられない関係で、
終われそうなことだけは、
せめてもの救いです。



夕方、母から電話がありました。
今日は、父の命日でした。

父が亡くなった後も、
いまだに親不孝なのか?
父の命日を、わすれていました。

「生きてるってことは、
生かせて頂いているってことなんだ」と、
言っていた父でした。


7歳で家長になった父だからか、
父の傲慢な所が嫌で、
反発してたことも多々ありました。

絵を描くことも好きだったからか?
早稲田大学の建築科に入って、
今井憲次先生や今和次郎先生を師事していた父でしたが、
詩も書いていたからか?
文学部の聴講生までしていて、
会津八一先生を師事していた父でした。

三浦朱門さんのお姉さんとお友だちで、
田中角栄氏やホテルニュージャパンの横井氏に、
仕事を頂いたこともあった父です。

晩年は、
縁あって大分に来て、
大分工業大学(現、日本文理大学)で教鞭をとり、
名誉教授にも、なりました。

父の様に、
才能も直向きさも無くバカ息子と呼ばれていた私です。
当然ながら、実績も名誉も、ありません。

父から教わったことで、
今も私の心の中に生きているのは、
「詩」なのかもしれません。

これからも
「生きるって恥ずかしい」との思いで、
歩んで行こうと思います。




  


Posted by にぎにぎ at 21:33Comments(2)日記こだわり詩2012年4月~