2010年03月09日
真正面
生徒に真正面から向かっていることを
開けらかす必要はない はず
少しだけでも生徒に向かっていることを
人事を掌る人に大きく開けらかす
あなたは
年齢は僕の弟みたいだけど
大人自体の階段を上に上に
順調に 歩むでしょ
あなたが 時にはリズミカルに
2段や3段 上に上に登る時
人間くさ過ぎる僕は
あなたへの羨望と 自分への諦めが
交差して 頭や首に 凄まじい凝りを感じる
幾つになっても拙い悩みに
詩集「女に」で
『正義からこんなに遠く私たちは愛しあう』と
詩(うた)った
詩人の谷川俊太郎さんは
「生きるということは、真正面から向き合うこと」と
口元に
穏やかそうな笑みを浮かべてはいるが
実は厳しい心で
僕の心に問うだろうか
幾つになっても拙い悩みに
哲学者の吉本隆明さんは
『いいことを照れもせずいう奴は、
みんな疑ったほうがいいぞ』と
僕の耳元で
かすれた声を爆発させて
僕の純粋ではない心を
戒めるだろう か ・・・
開けらかす必要はない はず
少しだけでも生徒に向かっていることを
人事を掌る人に大きく開けらかす
あなたは
年齢は僕の弟みたいだけど
大人自体の階段を上に上に
順調に 歩むでしょ
あなたが 時にはリズミカルに
2段や3段 上に上に登る時
人間くさ過ぎる僕は
あなたへの羨望と 自分への諦めが
交差して 頭や首に 凄まじい凝りを感じる
幾つになっても拙い悩みに
詩集「女に」で
『正義からこんなに遠く私たちは愛しあう』と
詩(うた)った
詩人の谷川俊太郎さんは
「生きるということは、真正面から向き合うこと」と
口元に
穏やかそうな笑みを浮かべてはいるが
実は厳しい心で
僕の心に問うだろうか
幾つになっても拙い悩みに
哲学者の吉本隆明さんは
『いいことを照れもせずいう奴は、
みんな疑ったほうがいいぞ』と
僕の耳元で
かすれた声を爆発させて
僕の純粋ではない心を
戒めるだろう か ・・・
