2012年07月06日
君は 風といっしょになる
だれでも 悩むよ
だれでも 迷うよ
だれでも 苦しむはず
でもね でもね
だれでも 答えを持っているよ
だれでも 答えを捜せるはす
だれでも 君の中に答えを持っている
だから 君は笑って
だから 君は歌って
だから 君は弾(はず)むんだよ
いつも いつも
僕は 君を守っていて いいかい
ずっと ずっと
君を 見つめていて いいかい
君は 羽ばたいて
君は 羽ばたくよ
風に 乗って
君は 風といっしょだよ
こころのままに
あるがままに
生きていってほしいんだ

(ミニフォトポエム集「君は 風といしょになる」から)
だれでも 迷うよ
だれでも 苦しむはず
でもね でもね
だれでも 答えを持っているよ
だれでも 答えを捜せるはす
だれでも 君の中に答えを持っている
だから 君は笑って
だから 君は歌って
だから 君は弾(はず)むんだよ
いつも いつも
僕は 君を守っていて いいかい
ずっと ずっと
君を 見つめていて いいかい
君は 羽ばたいて
君は 羽ばたくよ
風に 乗って
君は 風といっしょだよ
こころのままに
あるがままに
生きていってほしいんだ

(ミニフォトポエム集「君は 風といしょになる」から)
2012年07月06日
夏に羽ばたくために
夏の陽射しは
僕にとっては とてつもないキラメキ
外に出るのを 頑なにためらう
向日葵の笑顔は
僕にとっては 嫌味な明るさ
鮮やかな黄色に 頭がくらくらする
でもこのまんま では だめ
立ち止まったままの僕は 若過ぎる
さようなら 桃色の季節
さようなら 緑の風
さようなら 降りしきる透明な雨
さようなら 君 さようなら
今日は早起きして
やどかりもまだ眠る
夜明け前の海に行こう
陽射しが降り注ぐ前にね
君の笑顔を ひおうぎ貝に写して
桃色の貝を
遠くへ 遠くへ 飛ばすんだ
君との季節を置き去りにして
僕が生まれた夏に
羽ばたくために
僕にとっては とてつもないキラメキ
外に出るのを 頑なにためらう
向日葵の笑顔は
僕にとっては 嫌味な明るさ
鮮やかな黄色に 頭がくらくらする
でもこのまんま では だめ
立ち止まったままの僕は 若過ぎる
さようなら 桃色の季節
さようなら 緑の風
さようなら 降りしきる透明な雨
さようなら 君 さようなら
今日は早起きして
やどかりもまだ眠る
夜明け前の海に行こう
陽射しが降り注ぐ前にね
君の笑顔を ひおうぎ貝に写して
桃色の貝を
遠くへ 遠くへ 飛ばすんだ
君との季節を置き去りにして
僕が生まれた夏に
羽ばたくために
2012年07月06日
スクランブル交差点(夏の日差し)
ちっぽけと思いたかったけど
とてつもない思いを抱えていた君が
スクランブル交差点の斜め向こうから
前の人と横の人の間を縫って
走って来る
髪をそよ風の爽やかさにした君が
デパートのすぐ前の横断歩道から
人々が いろいろな思いを寄せている間から
僕に向かって
まっしぐらに飛び込んで来る
ちっちゃくて か細過ぎる姿を
思い出せない位
満面の笑顔が心地よい
君は
悲しみや寂しさという名の感情さえも
ほとばしる汗 さえも
微笑みに かえて
僕の胸の中に 飛び込んで来る
好きだよ
僕も君も 人目など知らない
しかめっ面だった僕の
細い首に飛びついた君を
好きだよ の 思いを込めて
しっかりと 抱き締めている
とてつもない思いを抱えていた君が
スクランブル交差点の斜め向こうから
前の人と横の人の間を縫って
走って来る
髪をそよ風の爽やかさにした君が
デパートのすぐ前の横断歩道から
人々が いろいろな思いを寄せている間から
僕に向かって
まっしぐらに飛び込んで来る
ちっちゃくて か細過ぎる姿を
思い出せない位
満面の笑顔が心地よい
君は
悲しみや寂しさという名の感情さえも
ほとばしる汗 さえも
微笑みに かえて
僕の胸の中に 飛び込んで来る
好きだよ
僕も君も 人目など知らない
しかめっ面だった僕の
細い首に飛びついた君を
好きだよ の 思いを込めて
しっかりと 抱き締めている
2012年07月06日
種
男と女には
道具はいらない
いるとすれば
種
もちろん
男が 種を 蒔いて
女 という名の 土の中へ
深くへ
奥へ
奥深くへ と
女 という名の土が
ちきゅう
という なの しきゅう へ
種を たらし込む
道具はいらない
いるとすれば
種
もちろん
男が 種を 蒔いて
女 という名の 土の中へ
深くへ
奥へ
奥深くへ と
女 という名の土が
ちきゅう
という なの しきゅう へ
種を たらし込む
2012年07月06日
洞窟の奥の奥にいた
あるものは
消滅して 再生する
それは今日 そして明日
そしてそして ボク
ボクは 消えたい
溶けてしまいたい
夜の闇の中に 迷い込んだ
洞窟の奥の奥にいた
ボクは 右手を枕にして
左手で 膝を抱き締めていた
このまま 安らいでいたい
消滅して 再生する
それは今日 そして明日
そしてそして ボク
ボクは 消えたい
溶けてしまいたい
夜の闇の中に 迷い込んだ
洞窟の奥の奥にいた
ボクは 右手を枕にして
左手で 膝を抱き締めていた
このまま 安らいでいたい