2012年07月08日
学校前(祖父と祖母の家)とってもいい詩と励まされた
学校前(祖父と祖母の家)
「学校前に行く」が
母方の祖父と祖母の家に行く合図だった
母は
小学校から
ほんの道幅だけ前の家で
生まれ育った
佐賀県杵島郡福富村
干潟の出口から始まる川の近く
六角橋を越えた後に浮かび上がる学校前の家のやさしさ
佐賀県杵島郡福富村
蓮根と蟹漬け(がんつけ)とスボタク(藁すぼ)と
しゃっぱ(蝦蛄)が美味しいところ
むつごろうが泥だらけで可愛いところ
佐賀県杵島郡福富村
甘いお米が出来過ぎる位のところ
水を引き過ぎたためか
平坦なところを
真っ直ぐに進んでいるだけなのに
車は微妙に揺れる
佐賀県杵島郡福富村
餅すすりが有名なところ
学校前の家と同じ村で生まれ育った父は
つき立ての餅の端っこに醤油だけをつけて
一気にすすって
あっという間に飲み込んだ
学校前の家で
祖父は
庭に面した窓から降り注ぐ淡い日差しを頼りに
ゆっくりと葉隠の研究(長男の著作)を読んでいた
祖父と入ったお風呂
幼稚な感情が温かく包まれた

2012年07月08日
天の川
泳ぐ泳いでた
ふたりのこころも揺らいでた
暑い熱いもえてた二人
しっとりとしてた人ごみでの二人
弾く弾く返って来た返ってくる
宵宵酔い酔いヨーヨー
赤い赤い掬う救う
丸くて白い中で弾ける金魚
やぶれる前に
赤い赤い掬う救う
きんぎょ
七夕なの
織姫なの
彦星なの
天の川は穏やかなの
天の川は
どれくらい広いのだろう
彦星ではないのに・・・
泳ぐ泳いでた
ふたりのこころも揺らいでた
暑い熱いもえてた二人
しっとりとしてた人ごみでの二人
弾く弾く返って来た返ってくる
宵宵酔い酔いヨーヨー
ほとばしるほとばしる募る募る
か細くて白い炎に蘇るあのとき
打ち上げる前に
金色や紫の華が燃える
花火
ずっと一緒に二人天の川
ふたりのこころも揺らいでた
暑い熱いもえてた二人
しっとりとしてた人ごみでの二人
弾く弾く返って来た返ってくる
宵宵酔い酔いヨーヨー
赤い赤い掬う救う
丸くて白い中で弾ける金魚
やぶれる前に
赤い赤い掬う救う
きんぎょ
七夕なの
織姫なの
彦星なの
天の川は穏やかなの
天の川は
どれくらい広いのだろう
彦星ではないのに・・・
泳ぐ泳いでた
ふたりのこころも揺らいでた
暑い熱いもえてた二人
しっとりとしてた人ごみでの二人
弾く弾く返って来た返ってくる
宵宵酔い酔いヨーヨー
ほとばしるほとばしる募る募る
か細くて白い炎に蘇るあのとき
打ち上げる前に
金色や紫の華が燃える
花火
ずっと一緒に二人天の川
