2012年02月05日

つつんで むすんで

大分県立芸術文化短期大学の
第50回 卒業終了制作展(大分県立芸術会館)に、
行って来ました。












ことばには、敏感です。

好き嫌いもあります。

見たことあるよな?もあります。


製作者のみなさん♪

スタッフのみなさん♪

受付のみなさん♪

ありがとうございました☆
  


Posted by にぎにぎ at 20:32Comments(0)こだわり

2012年02月05日

女たちへのいたみうた金子光晴を読もう

金子光晴詩集『人間の悲劇』より

 もう一篇の詩

たうとう僕は
あなたのうんこになりました。

そして狭い糞壺のなかで
ほかのうんこといっしょに
蠅がうみつけた幼蟲どもに
くすぐられてゐる。 

あなたにのこりなく消化され、
あなたの滓になって
あなたからおし出されたことに
つゆほどの怨みもありません。

うきながら、しずみながら
あなたをみあげてもよびかけても
恋人よ。あなたは、もはや
うんことなった僕に気づくよしなく
ぎい、ぱたんと出て行ってしまった。



 (ごむ風船みたいにふはついたお嬢さん)

ごむ風船みたいにふはついたお嬢さん。
青空で、ぱんぱん割れるお嬢さん。
うんこをちょっぴりお尻につけて
とびまはってゐるお嬢さん。

いまが悲しい時代だって、君は若い。
君のからだははずんで、天と頬ぺたをつけっこする。
君の恋人になりたいな。だめなら僕は
せめて、石鹸になりたいよ。

くずぐったがるわきのしたや、
おへそや、またを辷(すべ)りまはり
君の素肌で泡を立てて
身を細らせる石鹸に。

君にとって、どうせ僕なんか、
石鹸ほどにも気にも止めぬだらう。
蛞蝓(なめくぢ)のやうなものをつかんで
君はおどろきの叫びをあげる。
『なんてこの人小さくなったんだろ』




久し振りに、
金子光晴詩を味わいました。
「女たちへのいたみうた」金子光晴詩集(集英社文庫)と、
「金子光晴を読もう」野村喜和夫著(未来社)。

好きな詩はたくさんありますが、
特に好きな詩は、上記2篇です。

こういうような?詩を書きたいと思います。

「女たちへのいたみうた」の鑑賞として、
鑑賞―男たちへのいたみうた」という題で、
小池真理子氏(作家)は、こう書いています。

『金子光晴の詩に描き出された世界、あるいはまた、金子光晴が選んだ生き方は、生ぬる
い現代社会における「正しい男の生き方・感じ方」を示唆するものであるとも言える。
 それは、どうやったらフラれずにすむのか、どうやれば苦労せずに生きられるのか、そん
なことばかり考え、ろくな反骨精神も持てず、批判と苛めを取り違え、取り入れることだけ
が得意で、実際はうじうじしながら周囲の動向を窺っている現代のひよわな男の子たちに、
是非、一度は読んでもらいたい甘美で力強い、毒のあるダンディズムをはらんだ世界なの
である。』

ぼくも、金子光晴を見習おう?と思う。  


Posted by にぎにぎ at 15:58Comments(0)

2012年02月04日

こんな詩では、引くでしょうね。拳骨ですね。

 ヤリマン



「たまらん!」


『たまらん?ハァー』


たまってるから、ヤリタイんやろうが』

  


Posted by にぎにぎ at 23:22Comments(0)

2012年02月03日

飯島奈美の「しごと展」おにぎり大好き

録画していた映画「かもめ食堂」を、やっと見ました。

小林さん片桐さん、もたいさん、いい味を出してたな。

フィンランドの人々も、温かだった。

日本好きの青年とか、
夫がいなくなったオバさんとか、
かもめ食堂の前にその店舗でやっていたコーヒー屋の親父とか。

1月29日(日)は、読詩会に誘われていたので、
福岡に行って来ました。

高速バスで天神に着いた後、
時間があったので、
三菱地所アルティアムで行われていた
飯島奈美のしごと展」を見ました。
「かもめ食堂」等の
フードスタイリストの「おしごと」を見させて頂きました。

『美味しいものは、みんなを幸せにする』ってことが、

よくわかりました。

愛猫の「おにぎりを抱きながら、
おにぎりを、食べたくなりました。







読詩会では、
続続・吉増剛造詩集(思潮社・現代詩文庫)を、
取り上げました。

私見ですが、
この詩集は「音楽や絵画」のようです。

ピカソの絵のようだと言っていた詩人もいました)

これも私見ですが、
続続より続、
続より吉増剛造詩集(思潮社・現代詩文庫)の方が分かりやすくて、
魅かれるものを感じます。

読詩会の会場で、
詩集「TAIWAN」で第50回H氏賞(詩壇では最高峰級の賞)を受賞された
龍 秀美さんに、お会いしました。
私のつまらない質問にも、真摯に答えて頂きました。

とても広いおこころを持った素晴らしい詩人です。

読詩会のレギュラーのみなさん。
ビジターのみなさん。
大変、勉強になりました。

また、
ただひとり他県から参加した私の稚拙な話を、
最後で聞いて頂き、ありがとうございました。

大分でも
読詩会を考えてみます。




読詩会の会場です。


(尚、この日はユニバーサル劇団「まぜくる」の公演日でした。
 昨年のポスター見て2月26日だと思っていました。
 勘違いしていなくても、
 読詩会があったので、応援に行けなかったのですが。
 応援に行けなくて本当に、すみませんでした)  


Posted by にぎにぎ at 22:41Comments(0)こだわり

2012年02月03日

今年も「鬼は庭」「おにぎりは家」

ぶろぐ「ポエムアート(みえみえ)」では、
http://miemie33.junglekouen.com/
愛猫の「おにぎり」君の写真付の記事。

鬼面を「おにぎり君」にかぶってもらおうとしたら・・
はげしく拒否!!(お顔が、暑苦しいニャー)

「変にゃ顔、撮るにゃぁぁぁぁぁ~~~!」


(尚?詩集『おにぎり は すりすり』です。
 決して『おむすび は ころりん』では、ありません)

以上?


  


Posted by にぎにぎ at 20:35Comments(0)日記